般若心経 入門 解説
般若心経(はんにゃしんぎょう)とは、大乗仏教の空・般若思想を説いた経典の1つです。
般若心経は、宗派によって呼び方は様々あり、この他に仏説摩訶般若波羅蜜多心経、摩訶般若波羅蜜多心経、般若波羅蜜多心経と言います。
略称として心経と言います。僅か300字足らずの本文に大乗仏教の心髄が説かれているとされいて、一部の宗派を除き僧侶・在家を問わず、読誦経典の1つとして、永く依用されています。
般若心経は一般には600巻に及ぶ「大般若経」のエッセンスとされる等といわれていますが、実際には大部からなる『摩訶般若波羅蜜経』(『大品般若経』)の抜粋に『陀羅尼集経』に収録される陀羅尼を末尾に付け加えたものです。
般若経典群のテーマを「空」の1字に集約して、その重要性を説いて悟りの成就を讃える体裁をとりながら、末尾に付加した陀羅尼によって仏教の持つ呪術的な側面が特に強調されています。


