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四国八十八箇所 その2

遍路は順番どおり打たなければならないわけではなく、各人の居住地や都合により、移動手段や日程行程などさまざまです。

1度の旅で八十八ヵ所のすべてを回ることを「通し打ち」。

何回かに分けて巡るのを「区切り打ち」といいます。

また、順番どおり回るのを「順打ち」、逆に回るのを「逆打ち」といいます。

うるう年には逆打ちをする遍路が平年に較べ多いとの印象をもつ人もいるらしいです。
これは閏年に逆うちを行うと倍の御利益があるとも、お大師さん(弘法大師)とすれ違うと言う言い伝えがあるからでしょう。(実際に多いかどうかは不明です)


遍路(巡礼者)は札所に到着すると、ある程度決められた手順(宗派によって多少異なる)に従い、本堂と大師堂に参り、般若心経など決められた読経を行い、その証として納札を納め、納経所(のうきょうじょ)で寺の名前や本尊の名前、本尊をあらわす梵字などを墨書し納経印を押したのものを納経帳(のうきょうちょう)に受領することができます。
この墨書し納経印を押したものは朱印、(御)宝印とも呼ばれ寺の本尊を写したもので大切に扱わなければならないとされています。

宝印は納経帳以外にも掛け軸、白衣にも受領できます。

宝印めあてに急ぎ巡る遍路は判取り遍路(はんとりへんろ)またはスタンプラリーと揶揄されることもあります。
八十八カ所すべてを廻りきると「結願(けちがん)(結願成就)」となり、その後、高野山(奥の院)に詣でて「満願成就」となります。

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