般若心経 三法印
般若心経である仏教の根本教理に「三法印」というものがあり、
三法印とは、諸行無常(しょぎょうむじょう)=あらゆるものは移り変わる、諸法無我(しょほうむが)=あらゆるものは実体がない、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)=心の安らぎこそが真の幸福であるという意味を持った、三つのことを言います。
また、三法印に一切皆苦(いっさいかいく)を加えたものを“四法印”とも言います。
そして、三法印であるこの三つの真理の教えを、心からうなずき、囚われない生き方をするとき、真のやすらぎが得られるということです。
また、この状態を智恵が備わったと言い、いずれは迷いや悩みなどが消えていくというものです。
般若心経とは、正しくは「摩訶般若波羅蜜多心経」といい、摩訶とは「偉大な」、般若とは「智恵」、波羅蜜多は「完成」、心経は「心髄の教え」という意味を持ちます。
そして、最も大切な教えとして「般若波羅蜜多」があり、仏教ではこれらを集約して「三法印」と示しているのです。

