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般若心経の扇子と歴史

般若心経 扇子

般若心経とは、「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」の略で、「大般若経」の内容を、276の文字で簡素化した経典のことです。
その般若心経を、扇子に書き写したものが販売されています。

扇子が世に広まったのは、8世紀頃の日本で初めて登場したようです。
その原理は、うちわを折り畳んで持ち運びに便利な扇子にしたことで、扇子の歴史は始まりました。

扇子の発想は、一説には、木簡を束ねて一端に穴を開け、紐などで繋いだ物が起源であるとされています。

平安時代頃から扇子(扇)は、あおぐという目的でなく、儀礼や贈答、コミュニケーションの道具としても用いていたようです。

また、平安時代では、風流人とされている上流社会の貴族達は、女性に和歌を書いて贈ったり、花を載せて贈ったりしたことが、源氏物語など、多くの文学作品や
歴史書に書かれています。

武士階級では、刀と同じ物と解釈され、尊ばれたとあります。

日本で発明された扇子は、コンパクトに折り畳めるという利点が高く評価されていて、17世紀のパリには、扇子を扱う店が150軒を数えるほど、上流階級の女性の
コミュニケーションの道具として大流行しています。

形からいっても、羽を使用することで豪華さを誇示することが出来ますが、孔雀の羽、インコの羽などは、まさに高級でなかなか手に入らなかったようです。

最近は紙、布、和紙、ナイロン等多くの材質で作られ、人々の手に渡っている扇子ですが、中でも、般若心経の書いてある扇子はブームになっています。
般若心経が書いてあるとはいえ、若年層にも人気となっているようです。

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